Windows7でスリープ状態にしても、3秒ほどすると勝手に復帰してしまう事象が発生。
基本的にデバイスからの信号がないと復帰しないと思われるので、マウス、キーボードの誤入力もしくは、ハードウェア的な故障で常に信号が送信されている状態になっているのでは?と考えたのですが、どうやらそうでもない模様。
そこで調べてみると、どうやらネットワークインターフェースカード(NIC)が影響しているようでした。
NICがPCの電源をON、もしくはスリープから復帰する場合は複数あり、私が調べたものだと、
・PCの電源をONにする信号を受信した場合
・送信側が意図しない特定のパターンの信号を受信した場合
があるようです。
今回、勝手に復帰してしまうのは、後者の設定が有効になってるからであることがわかりました。
私の場合、マザーボードはASUS P8Z77-V Proで、オンボードのネットワークインターフェースを使っているので、
デバイスは、Intel(R) 82579V Gigabit Network Connectionという事になります。
解決方法は続きから。
解決方法はと言うと、
[スタート]→[コントロールパネル]→[ネットワークとインターネット]→ネットワークと共有センターの[ネットワークの状態とタスクの表示]→[ローカルエリア接続]→[プロパティ]から下図のウィンドウを開きます。

ネットワーク接続デバイスがひとつであれば、そのまま[構成]をクリックしてください。
複数ある場合は、LANケーブルを接続しているデバイスを選択して、[構成]をクリックしてください。
プロパティのウィンドウが開きますので、[電力の管理]タブを選択します。

そして、Wake on Lanの中の、「
Wake on Pattern Match」のチェックを外します。
これにより、私の環境では、勝手にスリープから復帰することはなくなりました。
また、無線LANルーターなどからWake On LanでPCを起動できるように設定していますが、こちらの方は問題なく使用できています。